高血圧に睡眠不足は大敵?

高血圧に睡眠不足は大敵?

実は睡眠不足によって、「生活習慣病(従来は成人病と呼ばれていた、心臓病・高血圧症・糖尿病・癌・脂質異常症など、不適切な食事、運動不足、喫煙、飲酒などの生活習慣に起因すると考えられる病気)」や、「メタボリックシンドローム(放置すると、糖尿病・動脈硬化・心筋梗塞などを起こす、内臓の周囲に脂肪がたまり、それに加えて高血糖・高血圧・高脂血・高コレステロールの症状のいくつかを複数併せもつ状態)」に掛かりやすいと言われています。高血圧の専門誌「ハイパーテンション」によると、8時間勤務であるグループと、残業して3~4時間しか眠れなかったグループに対して、通常勤務の翌日の「血圧(血流が血管壁に与える圧力のことで、心臓が収縮して血液を送り出すときに最大となり、これを最大血圧あるいは収縮期血圧といい、また心臓と大動脈の間にある大動脈弁が閉じて心臓から送り出される血液が止まったときに血圧は最小となり、これを最小血圧あるいは拡張期血圧という)」の推移を比較していました。その結果、残業したグループの方が、血圧は終日高かったそうです。別の研究でもまた、徹夜したグループは、眠ったグループに比べると、翌日の最大血圧である拡張期血圧が、平均10mmHg高いという報告がされています。