高血圧の治療法に運動は適切か?

高血圧の治療法に運動は適切か?

「高血圧(日本人のうち約4000万人が該当する、収縮期血圧が140mmHg以上または拡張期血圧が90mmHg以上になる病気)」治療の基本は、生活習慣の修正である「運動療法(障害や疾患の治療や予防のために運動を活用すること)」と「食事療法」、そして「薬物治療」だと言われています。運動療法としては、運動の頻度は、出来れば毎日定期的に実施して、運動量は30分以上、強度はややきついと感じる中等度の有酸素運動(酸素を使い体内の糖質・脂質をエネルギー源とする、筋肉への負荷が比較的軽い運動)が一般的に勧められています。運動療法によって、降圧効果が得られ、高血圧症が改善されるわけです。成人病の中でも、生活習慣病と呼ばれる糖尿病・高血圧・高脂血症・虚血性心疾患等の発生の重要な要因として、運動不足が明らかになっています。だからこそ、従来の薬物療法に加えて、食事療法と運動療法の重要性が高まってきているのです。これらの疾患も、初期段階においては、この両療法の組み合わせによって正常化することが、勧められています。