高血圧の治療法3

高血圧の治療法3

ガイドラインである高血圧治療指針における、日本独自の考え方は、まだ存在します。降圧利尿薬は、比較的廉価ではありますが、耐糖能の悪化や、キサンチンやヒポキサンチンのようなオキシプリンからキサンチンオキシダーゼによって合成される尿酸値の上昇、さらには低カリウム血症などの副作用によって、敬遠する医師が多くいました。しかしながらも、多くの臨床試験が行われたため、ACE阻害薬、アンジオテンシンII受容体拮抗薬などの、近年での高価な降圧薬と同じくらいか、それ以上の「脳卒中(脳動脈の障害によって急激に意識を失って倒れてしまい、運動や言語などの障害が現れる疾患の総称)」や「心筋梗塞(しんきんこうそく、心臓が栄養としている冠動脈の血流量が下がることにより、心筋が虚血状態になって壊死してしまった状態)」の予防、「心不全(心臓のポンプ機能が低下したことにより、肺や全身に必要な量の血液を送り出せなくなった状態)」の改善、腎臓の保護効果が解明されています。これは最近、見直されてきているので、処方する医師が非常に増えているそうです。