高血圧の合併症「代謝内分泌疾患」1

高血圧の合併症「代謝内分泌疾患」1

高血圧に伴う合併症の1つとして、代謝内分泌疾患があります。代謝内分泌疾患において、代表的なものとして挙げられるのが「高尿酸血症(こうにょうさんけっしょう)」です。高尿酸血症とは、人間の血中に存在している物質尿酸の血中濃度が異常に高い状態のことを指します。国立病院機構九州医療センターによる研究結果では、閾値として、男性の場合、尿酸値が7・0mg/dL以上、女性の場合、6・2mg/dL以上とした時に、高血圧症患者が高尿酸血症を合併症とする確率は、男性では34・1%、女性では16・0%と認められています。つまりおよそ9割が、排泄低下型の高尿酸血症になるわけです。高尿酸血症は、生活習慣病として誰にでも起こり得る病気です。体が合成する尿酸は、食物を由来とした尿酸よりも、数倍多いとされています。また、これには肥満が決定的な危険因子されています。プリン体が多いものとして、ビールやレバー、白子などが挙げられます。長期にわたってこれらを大量に摂取することは、大変な危険因子になるとされています。