高血圧の合併症「血管疾患」3

高血圧の合併症「血管疾患」3

高血圧の合併症である血管疾患の中に、「閉塞性動脈硬化症(へいそくせいどうみゃくこうかしょう)」があります。閉塞性動脈硬化症は、主として下肢の部分の大血管が、慢性的に閉塞することによって、軽い場合には冷感、重い場合には壊死にまで至ることがある病気になります。下肢の動脈は、動脈硬化によって著しく狭小化します。または、完全に閉塞した状態のことを指します。数十メートル歩くと、ふくらはぎが痛くなるのが特徴です。この状態が、立ち止まった時に回復する場合は、この疾患を疑うべきです。中年以降に多く、特に発症するのが、50歳以降の男性だとされています。病気の進行に伴い、様々な症状を呈します。フォンテイン分類は、病期と症状を結び付けたものとして、医学会においては、広く用いられている分類方法になります。特徴的な病歴や下肢の色調、そして冷感などから、診断は比較的簡単に行われます。さらに眼障害としては、「高血圧性網膜症」や「網膜動脈・網膜静脈の閉塞症」、「視神経症」などの様々な眼障害を合併すると考えられています。