二次性高血圧の原因となる疾患3

二次性高血圧の原因となる疾患3

二次性高血圧の原因となる疾患の1つとして、全身の複数の臓器に炎症が起こって、臓器の機能障害をもたらす一連の疾患群の総称である「膠原(こうげん)病」に含まれる、「大動脈炎症候群」があります。大動脈炎症候群は、大動脈に炎症が起こる自己免疫疾患であり、血管炎の1つでもあります。また、それに関連した「甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう、甲状腺内組織の活動が異常に活発になることにより、トリヨードサイロニンかサイロキシン、それか両方の甲状腺ホルモンの分泌量の活性が過剰になった疾患)」や「甲状腺機能低下症(甲状腺ホルモンの分泌量の活性が不充分となった疾患)」が代表的な甲状腺機能異常も、二次性高血圧の1つです。さらに、妊娠中毒症によって改名された「妊娠高血圧症候群(主として妊娠後期に認められる高血圧と蛋白尿を主とした一連の疾患群の総称)」、「高カルシウム血症(血液中のカルシウム濃度が正常の範囲を逸脱して、異常に高値を示した状態)」などがあります。