高血圧の原因2

高血圧の原因2

高血圧の原因となる塩分の場合、日本人の高血圧の発生には、食塩過剰摂取の関与が強いと考えられています。日本人の食塩摂取量は、1日あたり平均12gだとしており、欧米人に比べて、実は非常に多いそうです。日本人の食塩嗜好は、例として野菜の漬け物・梅干し・魚の塩漬けなど、日本独自の食生活と大きく関係しているのです。2004年版に発行された、「日本高血圧治療ガイドライン」の中では、1日あたり6g未満という厳しい減塩が勧められています。食塩は塩化ナトリウムですが、重曹である炭酸水素ナトリウムを含む食品や胃腸薬の摂取に対しても、充分な注意が必要だと言われています。食塩の過剰摂取は、高血圧において大きなリスクになります。これは、身体の電解質調節システムに影響があるとされています。細胞外液中において、ナトリウムを始めとした電解質の濃度は、厳密に保たれていて、この調節には、腎臓が大きな役割を果たしています。つまり、この濃度が正常より高くなると、飲水行動が自然に促されることになり、腎臓では、水分の再吸収が促進されることになります。それとは逆に、この濃度が低い場合には、腎臓で水分の排泄が行われるのです。