なんらかの病気に罹った場合、治療をするにあたって、麻酔を使うこともありますよね。しかし、高血圧の方は、全ての麻酔を使用できるわけではなく、制限されることもあります。
たとえば、歯の治療をする場合、麻酔を使用することも多いですが、高血圧の方は、局部麻酔ができないこともあるため、血圧が安定したと確認できた上で麻酔を使用することもあるようです。
また、高血圧の方が合併症を引き起こし、その合併症を治療するために手術を行うこともあります。手術をする時にも、当然麻酔を使用することになりますが、血圧が急激に上昇しないように、血圧の数値も確認しながら、手術を行うこともあります。
高血圧の方以外にも、糖尿病や心不全、動脈硬化といった病気を発症している場合には、使用できない麻酔もあります。ですから、自分が高血圧だということを隠さずに、きちんと伝えた上で治療を受けるようにしましょう。黙っていたことによって、トラブルに繋がる可能性もあります。