高血圧の方の場合、塩分摂取量はどの程度が目安になるのかご存知でしょうか。高血圧の方の塩分摂取量の目安は、1日6g未満となっています。これは、2009年版の高血圧治療ガイドラインに記載されているのですが、実際にこの量をどう感じるかは人によって異なるでしょう。多いと思う方もいるかもしれませんが、1日6gというのは、現代の食生活においては、厳しいと感じる方は多いと言われているのです。塩分摂取量を気にしていなければ、1日6gと言われても、なかなかピンと来ないと思いますが、健康体の方の場合、1日12gほどが平均だと言われています。その半分という事になりますので、最初は6g未満に抑えようとすると、物足りないことでしょう。
必ずしも、毎日塩分摂取量を守らなければならないというわけではありませんが、出来る限り、この目安量に抑えることが、高血圧の改善に繋がります。塩分を控えるコツもいくつかあり、たとえば、だしを活用して、だしによって味にメリハリをつけるといった方法でも良いでしょう。塩分が多く含まれている食べ物は避けて、なるべく自分で調理することをおすすめします。