高血圧の治療における目標について

高血圧の治療における目標について

高血圧の治療をする際には、目標が掲げられる事でしょう。高血圧は比較的長期間に渡って治療をしていくことになりますので、どのような段階をおいて血圧を下げていくのか、おおよその目安があった方が良いでしょう。医療機関では、高血圧の治療をする上で降圧目標というものを設定される事が多いのです。

高血圧のガイドラインにも、降圧目標が掲載されています。目標数値というのは、年齢や合併症があるか否かによっても変わってきますので、きちんと確認しておいた方が良いでしょう。

たとえば、若年者や中年者の場合、家庭血圧では最大血圧が125mmHg未満、最小血圧が80mmHg未満となります。診察室血圧では、最大血圧が130mmHg未満、最小血圧が85mmHgです。やはり、医療機関で計測する方が緊張しやすく、血圧も多少は上がりやすくなりますので、それぞれ数値が設定されているのです。

また、高齢者の場合は家庭血圧が135mmHg85mmHg未満、診察室血圧が140mmHg90mmHg未満となっています。ただ、何かしらの病気に罹っている人は、血圧も高めに出てしまい、合併症の危険性も高まります。そのため、目標とする数値も低めに設定されているのです。

たとえば、糖尿病の方や腎臓病を患っている方、心筋梗塞を起こした事がある方に関しては、家庭血圧が125mmHg75mmHg未満、診療室血圧が130mmHg80mmHg未満とされているのです。さらに、脳血管障害のある患者さんについては、家庭血圧が135mmHg85mmHg未満、診療室血圧が140mmHg90mmHg未満とされていますので、参考にしてみて下さい。

ただ、あくまでもこれは目標であり、すぐに血圧が下がるわけではありません。また、医療機関によっても、目標とする数値には違いがあるでしょう。なので、あくまで参考にした上で、どのような治療方法で血圧を下げていくのかという点については、医師とよく話し合うことが大切です。

ただ、この数値未満であれば良いというわけではありません。正常の血圧はもっと低いわけですから、できるだけ下げられるように努力をするようにしましょう。