高齢者の高血圧の正常値を把握しよう

高齢者の高血圧の正常値を把握しよう

高齢になると高血圧患者が急激に増えると言われています。なので、年齢を重ねるにつれてみなさんも高血圧なのではないかと不安に思うのではないでしょうか。万が一高血圧になった場合は、少しでも早く改善することが大切ですから、高血圧であることにいち早く気づくためにも、高齢者の高血圧の正常値を把握しておきましょう。

高齢者でも年代によって多少血圧の平均値には違いがあります。60代だと拡張期血圧が141mmHg、収縮期が83mmHg未満、70代だと145mmHg未満、80mmHg未満が平均値だと言われています。この年代の高血圧の割合は56割程度にも上りますので、2人に1人は高血圧だと言えるのです。高齢者に高血圧が多いと言われるのは当然だということがお分かり頂けるのではないでしょうか。

また、高齢者で万が一高血圧になってしまった場合には、医療機関で治療を開始するでしょうが、その際には60歳代だと140mmHg未満、90mmHg未満、80歳代だと160mmHg未満、90mmHg未満を目標に治療を行う傾向にあるようです。この数値を見ると若い人は血圧が高いと思うでしょうが、高齢の場合はこのくらいの血圧であれば合併症も起こりにくくなりますので、一般的な正常値まで下げようと思う必要は無いでしょう。大切なのは、無理なく高血圧を改善することなのです。

それから、高齢者の場合は起床したばかりでも血圧が高い状態である早朝高血圧になる場合もありますので、毎朝起床した時に血圧をチェックすることも大切です。また、上下の血圧の差が開いていることも危険ですから、拡張期と収縮期、どちらの血圧にも注目してみて下さい。高齢になるといつ高血圧になるのか分からないからこそ、できれば血圧計を購入して毎日チェックすることをオススメします。血圧は一日の中でも変動するものですから、最低でも12回はチェックして自分の血圧の特徴を把握することが大切なのです。高齢者で高血圧になると命に関わる合併症を引き起こしやすいという特徴もありますので、その危険性を常に頭の中に入れておきましょう。