高血圧のガイドラインに記載されている睡眠について

高血圧のガイドラインに記載されている睡眠について

高血圧のガイドラインには、高血圧を予防・改善するためのポイントが多数記載されています。なので、高血圧が気になっている人はガイドラインについても目を通しているのではないでしょうか。

高血圧のガイドラインには、睡眠についても記載されています。睡眠は誰でもとっているものであり、人間にとって欠かせないでしょう。しかし、睡眠時間は人によっても違いがあるのです。睡眠時間、睡眠の質によって高血圧を招く恐れもありますので、きちんとガイドラインに記載されている内容を把握しておくことが大切です。

ガイドラインには、睡眠時無呼吸症候群が高血圧を招くと記載されています。睡眠時無呼吸症候群というのは、寝ている間に呼吸が止まってしまう状態を指しますが、すぐに呼吸が再開されますので、自分では気づかない人も多いのです。ただ、寝ている間に呼吸が止まると苦しい思いをしますので結局睡眠の質が落ちてしまい、寝不足に感じるという特徴もあります。呼吸が止まることによって血圧も上昇してしまうというデメリットもありますので、高血圧を引き起こすだけでなく、健康のためにも睡眠時無呼吸症候群なら早めに改善することがポイントです。

また、睡眠時無呼吸症候群には、高血圧以外の合併症も多々挙げられます。合併症については高血圧と似ている部分もあるのですが、不整脈や心不全、冠動脈疾患、糖尿病などが挙げられます。その中でも合併症の割合として大きく占めるのが薬剤抵抗性高血圧なのです。

さらに、睡眠時無呼吸症候群の場合は薬物治療を取り入れてもなかなか高血圧を改善する効果が見られない治療抵抗性高血圧を引き起こしやすいのです。一般的に高血圧は薬物療法を用いることも多いのですが、薬の効果が得られないとなると、それだけ合併症も引き起こしやすくなってしまうのです。なので、高血圧を改善するためにも、まずは睡眠時無呼吸症候群を改善した方が良いでしょう。

いずれにしても、自分で睡眠時無呼吸症候群か否か定かでない場合は医療機関を受診して相談した方が良いでしょう。もちろん、睡眠時無呼吸症候群で無かったとしても、毎日充分な睡眠をとり、睡眠の質を高める努力をすることも大切です。