高血圧とコレステロールの関係

高血圧とコレステロールの関係

高血圧とコレステロールには関係性があり、コレステロール値が高い状態だと、高血圧になる可能性が高まるのです。なので、高血圧の人や高血圧が気になる人は、コレステロール値をできるだけ下げる努力をすることが大切です。

コレステロールには、善玉と悪玉の2種類があります。健康診断をすると、善玉と悪玉の2種類の数値が掲載されているでしょうが、悪玉コレステロールが高血圧に悪影響を及ぼすのです。血管内壁という部分に入り込み、血液の流れを妨げてしまうため、血圧が上昇しやすくなります。そのような状態が続くと、脂質異常症を引き起こしたり、心筋梗塞が生じることもあるのです。

また、体内のコレステロール値が高い状態だと、体内では肝臓からレニンというものが分泌されるという特徴があります。このレニンが原因で血圧が上昇してしまいますし、アンジオテンシンⅡという血圧上昇に影響を与えるホルモンの分泌も活発になります。このような理由から、コレステロールが高いことは高血圧に多大な影響を与えると言われているのです。

コレステロールが高くなる要因は、日常生活に多々隠れています。大きな要因は食生活にありますが、食生活の乱れによってコレステロールが高くなる場合もありますし、運動不足なども影響を与えます。コレステロールを低くするのに効果的なのは食物繊維ですので、積極的に摂取するように心がけましょう。

ある調査によると、コレステロールが高い人は高血圧になるリスクが通常より3.1倍も高くなるとの結果が出ています。それだけ危険性がありますので、少しでも早くコレステロール値を下げる努力をすることが大切です。そのまま放置すると高血圧だけでなく、そこから合併症を引き起こして、動脈硬化・心筋梗塞などで悩まされる可能性も充分に考えられます。

ただ、高血圧とコレステロールを下げる生活習慣は似ている部分が多いですから、そのような生活習慣を送ることができれば、結果的にどちらの予防・改善にも繋がりますので、その点は安心して下さい。