厚生労働省の調査による高血圧の医療費について

厚生労働省の調査による高血圧の医療費について

高血圧で悩む人は多いと言われていますが、実際に高血圧になった場合は、どのくらいの医療費が掛かるものなのか不安に思う人は多いはずです。高血圧は簡単に改善されるものではなく、ある程度長期間に渡って治療をする必要がある病気ですから、それに伴って治療費も多く掛かるのではないかと想像するのは当然でしょう。厚生労働省では、高血圧の治療に掛かる医療費について発表していますので、詳しく紹介していきましょう。

実は、高齢者の医療費で最も高かったのは高血圧なのです。65歳以上の場合、高血圧の治療に関する医療費で占めた割合は32.6%と厚生労働省のホームページに記載されています。これは、高血圧だけでなく、それに伴う心疾患や脳血管疾患なども含まれていますが、高血圧になったことでこれらの合併症にかかりやすくなりますので、含まれるのは当然と言えます。

高齢になると、血圧が上昇する人は非常に多いため、高齢者の場合はこれだけ高血圧の治療にお金が掛かるのでしょう。ただ、2010年に発表された高血圧性疾患に掛かった全体の医療費は、2009年に比べると405億円減少したという結果も出ています。それでも、国民医療費として高血圧性疾患に掛かった医療費は18518億円だったようですので、それだけ大きな金額がかかっていることは伺えるはずです。

厚生労働省では、このように国民全体の医療費でしか紹介していませんので、1人あたりどのくらいの医療費が掛かるものなのかという具体的なことまでは残念ながら分かりません。しかし、医療費が掛かると言っても、あまりにも金額が大きい場合は申請すれば高額医療費制度によってお金が戻ってくる可能性はありますので安心して下さい。また、高血圧の治療は基本的に薬物療法が用いられることが多く、高血圧だけで手術をすることは少ないですから、そこまで1度に多額な医療費が掛かる心配は無いでしょう。ただし、合併症を引き起こしている場合は手術が必要になる場合もあるため、早めに受診して高血圧の治療を始めることが大切です。