高血圧の高齢者の割合とは

高血圧の高齢者の割合とは

高血圧の高齢者は非常に多いと言われていますが、実際のところ、どれくらいの高齢者が高血圧になるのか、具体的な割合を知りたいと思っている人もいるはずです。

高血圧の高齢者の割合ですが、2009年の時点では、65歳以上の高齢者の約60%~70%は高血圧だというデータがあります。この数字を見ただけでも割合が大きいことがお分かり頂けるでしょうが、10人中6人から7人は高血圧の人がいるわけですから、それだけ身近な病気だと言えるでしょう。60歳以上になると、高血圧で無い人の方が珍しいぐらいなのです。

また、近年はさらに高血圧の患者が増えているのです。平成23年度の調査結果によると、収縮期血圧が140mmHg以上の人は、男性の場合で約40%、女性で約27%だったようです。女性の方が少ないのですが、男性の場合は10人に4人は高血圧ということになるため、注意が必要です。これは、若い人も含めた割合ですから、高齢者として限定した場合は、先に説明したように、非常に高い割合となります。

それに、高血圧の患者が増えているのは日本だけではありません。世界中で見た場合、世界保健機構の発表によると、25歳以上の3人に1人が高血圧になっているとのことです。今では高齢者だけの病気では無くなっているため、たとえ若い人でも安心はできません。

男性の場合は特に、お酒やたばこなど、血圧の上昇に繋がる生活習慣を送る人が多いという特徴があります。また、食生活が乱れている人も多いため、女性に比べて高血圧になりやすいのです。自分では気づきにくいかもしれませんが、もし少しでもおかしな症状が現れているのであれば、医療機関を受診したり、家族に相談してみて下さい。

高齢者の場合は合併症を引き起こす危険性も高いことから、放置せずに、できるだけ早く対処する必要があります。まずは割合から身近な病気であることを知り、自分が高血圧なのかどうかを確かめることから始めてみましょう。もし高血圧で無かったとしても、高齢者に多い病気であることを頭に入れた上で、高血圧を防ぐ生活習慣を送ることが大切です。