高血圧の人の運動効果

高血圧の人の運動効果

高血圧の人が運動を行うと、「ドーパミン(生体内で合成されるアドレナリン・ノルアドレナリンの前駆物質)」も、「カテコラミン(生体内では、チロシンよりチロシン水酸化酵素によりドーパが生合成される)」や「ホモシステイン(必須アミノ酸の1つであるメチオニンの代謝における中間生成物)」の減少とは反対に、増加していきます。この作用によって、ゆっくりと血圧が下降していきます。薬で下げた「血圧(ふつう上腕部で測る、血液が動脈血管内を流れているときに示す圧力であり、心臓が収縮して血液を送り出したときの最大血圧である収縮期血圧と、弛緩したときの最小血圧である拡張期血圧とで示す)」は、「薬(降圧薬。血圧を低下させる目的で用いられる治療薬)」を中断すると急激に上昇することがありますが、「運動療法(運動を行うことで、障害や疾患の治療を行う療法)」においての血圧は、運動を止めても、すぐに血圧が戻ることがないのが特徴です。だからこそ、高血圧症の人にとって、運動はかかせない存在となるわけです。