高血圧症におけるパターン解析

高血圧症におけるパターン解析

医学的に定義付けられた、「タイプA行動パターン」とは、性格的には、競争的・野心的・精力的でありながらも、行動は機敏で、性急であり、常に時間に追われていて、多くの仕事に巻き込まれていることを言います。身体面においては、「高血圧症(血圧が持続的に異常に高くなっている状態)」や「高脂血症(血液中の総コレステロール、中性脂肪、LHDコレステロールである悪玉の値が基準値より高く、HDLコレステロールである善玉の値が基準値より低いなど、脂質の値に異常がある状態の総称)」が多いという特徴を持つものがこれに該当します。欧米では、こうしたタイプAの人々には、これと正反対のタイプBの人に比べて、より高確率で虚血性心疾患を発症して、その相対的危険率は、約2倍であったことが報告されているのです。日本においては、「狭心症」・「心筋梗塞」患者には、やはりタイプA行動パターンが多いことが指摘されています。これに即して、日本人用のタイプA判定法の開発が試みられているのです。結果的に、敵意や攻撃性などはあまり表出されることなく、性急さや仕事中毒と言われるような、過剰適応が日本人的なタイプAだと言えるでしょう。