高血圧症と虚血性心疾患の関係

高血圧症と虚血性心疾患の関係

近年において、情動(恐怖・驚き・怒り・悲しみ・喜びなどの感情で、急激で一時的なもの)ストレスと、タイプAと定義された行動パターンが、注目を集めてきているのをご存知でしょうか。これらはどちらも、「冠動脈硬化(冠状動脈の血管がコレステロールの沈着などによって狭くなったり詰まったりしたため心筋に必要な酸素が供給されなくなって起こる病態)」を促進する要因となっています。そしてその多くが、食行動・喫煙・飲酒習慣・運動不足などの不適切な生活習慣によると考えられています。私たちは、「従来は成人病と呼ばれていた、生活習慣病である心臓病・高血圧症・糖尿病・癌・脂質異常症など、不適切な食事、運動不足、喫煙、飲酒などの生活習慣に起因すると考えられる病気)」という言葉をよく聞きます。「虚血性心疾患(冠状動脈に狭窄・閉塞が生じ、心筋への血流・酸素供給が阻害されることによって起こる、心疾患の総称)」は、まさしくそんな生活習慣のゆがみによる病気の代表的なものだと言えるでしょう。