高血圧症の種類「白衣高血圧」

高血圧症の種類「白衣高血圧」

「白衣高血圧(はくいこうけつあつ)」とは、病院の診察室などにおいては、普段よりも高い血圧が計測される現象のことを言います。別称として、「白衣症候群」、「ホワイトコート症候群」があります。血圧は、「自律神経(意志とは無関係に作用する神経で、消化器・血管系・内分泌腺・生殖器などの不随意器官の機能を促進または抑制し調節する)」系の作用で変化しています。この自律神経系の作用は、精神状態によって左右されるのです。だからこそ、家庭での計測では、正常血圧であっても、診察室に入って医師や看護師を目の前にすると、緊張して血圧が上昇することがあります。白衣高血圧による誤診を避けるためには、本人の慣れや、医療スタッフの態度、医院・病院の構造などへの配慮が必要になってきます。しかしながらも、現在においては、家庭用の血圧計が安価で販売されているので、これを用いて、家庭で日頃における血圧を測定する習慣を付けることが有効です。自律神経系の作用には、1日のうちに変動があるため、出来れば朝食前の排尿・排便後の朝か、夕方に測定すると望ましいとあれています。