高血圧症の診断の仕方

高血圧症の診断の仕方

「白衣高血圧(医師・看護師の白衣姿を見ると血圧が上がる現象)」や「仮面高血圧(病院などで測ると正常であるが、家庭や職場で測ると高血圧である状態)」を防ぐために、有用と考えられるのが、家庭での血圧測定になります。家庭血圧の測定は、白衣高血圧や仮面高血圧の診断に有用であり、それだけでなく、既に治療を受けている場合には、「降圧薬(血圧を下げる薬)」の過剰投与や、不充分な降圧(血圧を下げること)を評価するのにも有用出来ると言われています。また、家庭血圧値は、医療施設での血圧値よりも、優れた「生命予後(せいめいよご)」の予知因子とされているのも特徴です。生命予後は、命など命にかかわる予測のことです。具体的には、あとどれくらい生きられるかなどを言うことを指します。家庭血圧測定は、朝では起床後1時間以内、排尿後の座位1~2分の安静後、降圧薬服用前、朝食前に測ることが望ましいでしょう。夜の場合、就寝前、座位1~2分の安静後に測定することが推奨されています。