高血圧症の自覚症状は合併症によるもの

高血圧症の自覚症状は合併症によるもの

例として、「心臓病(冠血管や心膜である心嚢の病気も含まれる、心疾患ともいい、心臓の病気の総称)」を挙げます。日本において、「狭心症(冠状動脈の硬化・痙攣などが原因で血流が一時的に減少し、心筋への酸素供給が不足するために起こる、心臓部の締めつけられるような一過性の痛みを主症状とする病気)」や、「心筋梗塞(激しい狭心痛、ショック状態などが起こる、心臓の冠状動脈の、血栓などによる閉塞、急激な血流の減少により、酸素と栄養の供給が止まり、心筋が壊死した病態)」の原因疾患のトップは、高血圧によるものです。これらの自覚症状として多いのが、胸の違和感・痛み、さらに、圧迫感・締め付け感などになります。しかしながらも、これらの自覚症状は、狭心症や心筋梗塞の自覚症状であって、高血圧による症状ではないのです。だらかこそ、かなり深刻な状態に陥るまでは、本人は気が付かないのが特徴です。これが、高血圧が沈黙の殺人者(サイレントキラー)と呼ばれる理由です。