高血圧と食生活の歴史2

高血圧と食生活の歴史2

無人島でたった1人で暮らす必要があった場合、摂取出来る栄養素には限りがあり、炭水化物や砂糖は難しい部類に入るのです。炭水化物もまた、フルーツなどの糖分と同じで、すぐに糖分に変換されて、体内に吸収される食物になります。人間の身体は、必要以上の炭水化物や糖を摂取すると、そのまま脂肪に変換して蓄える仕組みになっており、その容量は、すぐに限度を超えてしまうわけです。飽食な時代である今と、元々の人間の身体の設計図が噛み合っていないということが、事実なのです。今からおよそ5千年後の人類は、おそらく変化している可能性も考えられなくはありませんが、現代人にとっては、今の食生活は、そもそも無理がある設定になっているのです。近年においては、人間と同じ家に暮らしているペットにおける「生活習慣病(心臓病・高血圧症・糖尿病・癌・脂質異常症など、不適切な食事、運動不足、喫煙、飲酒などの生活習慣に起因すると考えられる病気)」も珍しくなくなっているのがその証でしょう。このこともまた、前述してきた部分と同じ仕組みになっているのです。