動脈硬化症と高血圧の関係

動脈硬化症と高血圧の関係

「動脈硬化症」は、動脈壁にコレステロールなどの沈着・変性などが起こった際に、弾力性が失われたことによって、血管が硬化した状態を言います。動脈硬化症は、「心筋梗塞(しんきんこうそく、心臓の冠状動脈の血栓などによる閉塞や、急激な血流の減少によって、酸素と栄養の供給が止まり、心筋が壊死した病態)」や「脳出血(脳内の血管が破れて出血が起こった状態)」などの誘因ともなる怖い病気です。脳の動脈が硬くなると、心臓と同様に、血液の塊が出来やすくなります。血の塊は血管を詰まらせて、脳梗塞を起こしてしまうのです。細い血管が硬くなると、非常に脆くなります。そこに高い圧力が掛かったことによって、脳の血管が破れて、出血を起こすようになっています。これを、脳出血と言います。脳梗塞や脳出血など、脳の血管に障害が生じて、脳の働きに異常をきたす病気のことを総称して、「脳卒中」と呼びます。日本においては、心臓病と脳卒中は癌に続いて、2位と3位の死亡原因となっているのです。高血圧が原因となる動脈硬化症は、このように怖い病気を引き起こす基となるので、注意が必要です。