高血圧による影響

高血圧による影響

高血圧は、静かな殺し屋=サイレントキラーと言われています。高血圧の状態に陥ると、血液を高い圧力で送り出すために、心臓が必要以上の仕事量に対応しようと、心臓の筋肉を増やして大きくなっていくのです。この時に「動脈(血液を心臓から身体の各部分へ送り出す血管)」は、その高い圧力に負けないようにと、血管の壁を厚くしていきます。高い圧力が掛かることによって、血液の成分が動脈の内壁に入りこみます。この状態に、「コレステロール(細胞膜の構成成分で主に肝臓で生合成される動物性ステロールの代表的なもの)」などが加わって、「動脈硬化(動脈壁にコレステロールなどの沈着・変性などが起こって弾力性が失われ、血管が硬化した状態)」を引き起こすのです。動脈硬化は、全身の血管で発現し、血液の流れを悪くしてしまいます。結果的に、特に多くの血液を必要とする心臓や脳にまで、負担を掛けやすくなるわけです。脳や心臓は、人の体の中でも最も大切な臓器なので、高血圧には注意したい所です。