なぜ血圧は上がるのか?2

なぜ血圧は上がるのか?2

血圧が上がる、高血圧になる原因として考えられる要因の1つには、「肥満」があります。肥満は、身体が普通以上に太った状態を指し、高血圧の大きな危険因子であることが明らかになっているのです。肥満の基である肥満細胞は、結合組織中や血管周囲などに多く存在しており、好塩基性の顆粒(かりゅう)を有する、卵円形の細胞になります。しかしながらも、ヘパリン・ヒスタミンなどを多く含んでおり、即時型アレルギー反応において、大変重要な役割を果たしているのです。肥満、特に内臓肥満の場合、血圧上昇との関連性が深いとされています。これが減量されることによって、血圧が下がるという報告が何例もあるそうです。さらに、心臓から送られてくる血液の量は、体重に比例して増加することから、肥満は「心臓(血液循環の原動力となる器官であり、収縮と拡張を交互に繰り返すことによって、静脈から戻ってくる血液を動脈に押し出して、全身に送るポンプの働きをしている)」にも負担が掛かるという重大な疾患だと言えます。