高血圧治療の目標値は?

高血圧治療の目標値は?

病院では高血圧の治療をするにあたり、目標値というものを定めることがあります。なるべくその数値に近づけるように色々と考慮しながら治療計画を立てていくのが一般的ですが、高血圧治療の目標値の場合は、高血圧の基準とは異なり、人によって違いがあるのです。

たとえば合併症を引き起こしているのかどうかによって、目標値は異なります。合併症を引き起こしている場合は、目標値は少し高めに設定されることが多いのです。また、年代によって目標値には差があります。高齢者の場合はただでさえ血圧が高めだと言われていますので、高齢の方は目標値も高めに設定されることになるでしょう。

たとえば、若年者や中年者の目標値が収縮期血圧130mmHg、拡張期血圧が85mmHg未満なのに対し、65歳以上の高齢者の場合は収縮期血圧140mmHg、拡張期血圧90mmHg未満だと言われています。

また、糖尿病や心筋梗塞などの合併症を引き起こしている人の場合は、収縮期血圧130mmHg、拡張期血圧80mmHg未満なのに対し、脳血管障害患者の目標値は収縮期140mmHg、拡張期90mmHg未満となっています。病院によって目標値には多少違いはありますが、大体この程度の差はありますので、この目標値を参考にしながら高血圧を改善するようにしてみてはいかがでしょうか。