食事療法から見た高血圧1

食事療法から見た高血圧1

高血圧は、血圧が正常範囲を超えて、高く維持されている状態にあります。高血圧を改善する方法として、私たちがまず簡単に始められるのが、食塩の制限でしょう。つまり、ナトリウムの摂取をなるべく控えるということです。減塩は、1g/日ごとに、最高値である収縮期血圧が、およそ1mmHgを減少するべきだと考えられています。高血圧になってしまった原因に関わらず、ほぼ全ての高血圧において、塩化ナトリウムである塩分の摂取を制限することは、重要になってきます。2006年のAHA、米国心臓協会における勧告では、食塩換算値の理想的な摂取量は、3・8g/日と規定されています。これが日本の場合、目標値としては、6g/日と定義されているのです。ちなみに、食品の含有量が食塩である塩化ナトリウム―NaClではなく、ナトリウム―Naとしての表示である場合には、2・5倍として、塩化ナトリウムに換算します。日本においては、近年での社会全体の高齢化や、扇情的なマスメディアの内容、さらにはインターネットなどの媒体によって、情報過多が生じていることから、健康な状態を維持したい、今よりもさらに健康になりたいといった各種の健康関連商品やサービスに走る現象が、ますます強くなってきています。