高血圧の治療法4

高血圧の治療法4

ガイドラインである高血圧治療指針における、日本独自の考え方として、医療の現状が挙げられます。日本の医療は、国民皆保険であり、コストを考える必要はあまりないと考えられています。国民皆保険は、日本国民の全てが、何らかの医療保険制度に加入することによって、病気や怪我をした場合に、医療給付が得られる制度のことを言います。1961年に、全国の市町村においての国民健康保険事業が始まったことにより、誰でも・どこでも・いつでも保険医療を受けられる国民皆保険体制が確立しました。だからこそ、例えばリスクの低い患者が存在していたとしても、初めから高価で切れ味が良いとする「ACE阻害薬(アンジオテンシン変換酵素阻害薬)」や、「AII拮抗薬(アンジオテンシンII受容体拮抗薬)」から始めることも有用だとされていますが、血圧を下げることを目的として、尿の生成を促進して尿量を増加させる薬である「降圧利尿薬」という選択肢を常に頭に入れているそうです。