どのような時が高血圧になるのか?2

どのような時が高血圧になるのか?2

血圧を測定する場合、家庭においての正常血圧値は、診察室での血圧値よりも、やや低い傾向にあります。家庭での血圧測定は、135/80mmHg以上になった場合、高血圧と判断して間違いないでしょう。また、家庭での場合は、朝食前の2回、血圧を測定することが良いとされています。心筋梗塞や脳卒中の発症は、朝起床後に多く発生しています。だからこそ、早朝での高血圧管理が大切です。これを、早朝高血圧と呼んでいます。脳卒中や心筋梗塞の発症の場合、高血圧だけではなく、喫煙・高脂血症・糖尿病・肥満など、その他の危険因子もまた、深く関わってくるのです。危険因子や合併症も考慮した高血圧を層別化することにより、将来的な脳卒中や心筋梗塞における、危険度の予測能が高まるわけです。動脈硬化における診断や、腎機能や血圧反射機能などにおける自律神経機能などの診断もまた、病態の把握には必要になってきます。動脈硬化の定量診断には、脈波伝播速度計測もまた行われています。血圧反射機能の診断をする時は、血圧変化に対する心拍反応や、動脈の血圧反射機能を診断する方法論もまた、同時に提案されています。精密な病態の診断は、高血圧の最適な治療には必要なのです。