高血圧の合併症「急性症状」2

高血圧の合併症「急性症状」2

高血圧に伴う合併症の1つ急性症状の中には、「食後低血圧」があります。腸が食物消化をするためには、多くの血流が必要となります。そのために、腸には大量の血液が集まるのです。すると、腸以外の血圧は低下していきますが、血圧維持のためには、「心拍(心臓の拍動)」の増加や、他の部位の血管収縮などの自律的な作用によって、血圧の上昇を促します。さらに、これが起こしやすい人や血圧降下薬剤を服用している場合には、血流は正常に腸へ集まることになりますが、薬剤の効果によって、血圧の上昇が抑制されます。これにより、低血圧の症状としては、特に「めまい(目が回ったりくらんだりすること)」が発生することがあります。こうした血圧の低下は、一時的なものだとされています。腸への血流の集中が解消されることによって、低血圧症状もまた解消されます。高血圧である人、そして高齢者や自律神経系を管理する脳部位に障害をきたしている人は、特に起こしやすいと言われています。具体的には、パーキンソン病(脳内のドーパミン不足とアセチルコリンの相対的増加とを病態とした、錐体外路系徴候を示す疾患)、多系統萎縮症、糖尿病になります。