高血圧とはどういう状態なのか?2

高血圧とはどういう状態なのか?2

「高血圧」とは、前述したような血圧の構造が、正常範囲を超えて高く維持されている状態のことを指します。高血圧自体には、自覚症状があまり感じられないことが多いとされています。しかしながら、「虚血性心疾患(きょけつせいしんしっかん、冠動脈の閉塞や狭窄などによって心筋への血流が阻害されて、心臓に障害が起こる疾患の総称)」や「脳卒中(脳梗塞・脳出血・クモ膜下出血に代表される脳の病気の総称)」、「腎不全(腎臓機能が正常時の30%を下回った状態・症候)」などの発症リスクとなる点においては、臨床的な意義は大きいことが分かっています。また、高血圧は、生活習慣が発症原因として深く関与していると考えられている疾患である「生活習慣病」の1つです。生活習慣病は、食習慣・運動習慣・休養・喫煙・飲酒などの生活習慣が、その発症や進行に関わってくると言われています。世界の人々と比べた場合、生活習慣はその地域ごとに似通っている場合もあれば、大きく異なっている場合もあるため、それなりの共通点や相違点を見出すことが出来ます。