高血圧と睡眠時無呼吸症候群の関係

高血圧と睡眠時無呼吸症候群の関係

睡眠時無呼吸症候群というのは、その名前の通り、寝ている間に無呼吸になってしまう状態のことを言います。これは一つの病気であり、一時的に呼吸が停止してしまうのです。

当然、長時間に渡って呼吸ができないわけではなく、10秒ほどだと言われているため、自分では気づきにくいのです。日中に眠気を感じたり、いびきをかく、起きた時に頭が痛い、夜中にトイレに行くことが多いといった場合には、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。

そんな睡眠時無呼吸症候群になった場合、高血圧にも陥りやすいと言われているのです。高血圧の方が、合併症として睡眠時無呼吸症候群を引き起こすことがあり、高血圧の方のおよそ3割から6割の方は、こういった合併症を引き起こすとも言われています。非常に高い確率であることが分かるでしょう。

反対に、睡眠時無呼吸症候群から、高血圧を引き起こす可能性も非常に高く、5割から9割もの方が、高血圧を引き起こすと言われています。寝ている間に呼吸が止まると、交感神経が働き、血圧が上昇します。また、静脈の血液の流れが促進されるという特徴もあるため、こういったことも高血圧に繋がるのです。

また、肥満の方は、睡眠時無呼吸症候群になりやすいと言われていますが、肥満というのは高血圧を引き起こす可能性も高まります。ですから、高血圧にしても、睡眠時無呼吸症候群にしても、肥満が原因となっているのであれば、それを改善するために、食生活の見直しをする必要があります。

いずれにしても、早めに気づいて、きちんと治療をすることが、他の合併症の予防に繋がります。